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看板コラム１

看板屋って何だ？

私の勝手な判断ですが、「看板屋」と呼べる仕事をしているのは「広告代理店」「店舗装飾業者」 「看板製作会社」の３者（業態）に分けることができると思います。
一番数が多いのが「看板製作会社」で、その中からさらに細分化して「ネオン屋」だったり「アクリル装飾屋」だったり「取付専門」の一人親方だったりって感じでしょうか？
私は今の会社で色々な事を経験してきましたが、一番手先の技術を持っているのは「看板製作会社」だと思います。いわゆる「職人」ですね。
でも、本来なら大変優れた商品になる、その「技術力」を一番宣伝できてないのも「看板製作会社」なんですね。
これは、仕事の大脈を「広告代理店」「店舗装飾業者」が握っていて、「看板製作会社」はそこからの下請け仕事で食べているというシステムのせいだと思うのです。
現代はサインのシステムも低価格になってきたので、個人で独立、開業される方も増えてきています。
その中でも成功しているところは、例外なく「営業」に力を入れている会社（個人含む）です。
私の友人も個人事業主が結構いますが、みな口をそろえて「看板をだれにどうやって頼めばいいかわからない」と言っていました。
看板を作ってほしい人（需要）はあるのですが、肝心の作る側からのアプローチがないため困っている、言い換えれば「仕事は探せばいくらでもある」んではないかと。
私も含めて看板屋なんてやってる人は「絵を描くのが好き」「モノ作りが好き」な人たちばかりで、営業力について考えてる人は少ないんですよね。
良い商品は売れるはずだから、高い技術を持っている看板職人さんは、それをどう売るか考えればいいのにな、と良く思います。

看板コラム２